猫飼いでも安眠できる方法

猫飼いの皆さん、毎日安眠出来てますかー?

一緒に暮らしていて楽しく、何より癒しを与えてくれる存在の猫。しかし、猫との暮らしは楽しいことばかりではなく、人間側も猫側もお互いに多少なりともストレスを感じながら暮らして行かねばなりません。長年、猫と一緒に生活をしていて私が「困った…」事の筆頭、それが「安眠できない」です。

猫は薄明薄暮性の動物

猫は「薄明薄暮性の動物」と言われています。日が沈む夕暮れ時と、朝日が登る明け方に最も活動が活発になる生き物を指します。一方、人間はご存知の通り「昼行性」の哺乳類です。つまり、人間と猫は性質の違う生き物同士。ここにお互いがストレスとなる原因の多くがあります。その筆頭が「人間が寝ている明け方に、猫が活発に動き回る」という現象です。単純に、コレのおかげで猫飼いは満足に睡眠を取ることができません。人間が寝ている間、猫が良く行う行動と言うのが…

  • ドタバタと走り回る
  • ウンチかオシッコをする
  • 「遊ぼ!」とお気に入りのおもちゃを人間の枕元に持って来る
  • 寝ている飼い主の顔を舐める
  • 寝ている飼い主の身体をわざと跨いでみる
  • 「ニャー!」と鳴く

何となく、私の経験を元に行動する順番で並べてみました。一番上から、猫が起きてトイレに行きたくなってドタバタと走り回ります。これを猫好きの間では「猫のウンチ・ハイ」と呼んでいる謎現象です。恐らく太古の記憶を呼び起こしているのでしょう。太古の猫たちは当然、外で排泄をしていました。猫が排泄をする時は最も敵に襲われやすい瞬間なので、太古の猫たちは勇気を奮い起たせてからトイレをしていたと言われています。

さて、トイレが済んでスッキリしたら次に来るのが「ご飯食べたい!」と「遊ぼ!」です。そのため、飼い主の気を引こうと色々な行動を起こします。おもちゃを持ってくるなんてかわいい方で、飼い主が起きない(大抵は起きない)と、「これをすると飼い主に怒られるな」という「やってはいけない行動」を起こしたりします。例えば、ゴミ箱の蓋を開ける、ティッシュを引き抜く、壁をガリガリする、など。そしてその内、「ご飯をくれ!」モードになり、更に飼い主の気を引くのに躍起となります。(それを見越して我が家では寝る前にご飯を用意してあります。)

寝られない…猫に起こされていた時の睡眠計測値

睡眠を妨害されてかれこれ30年、科学的に睡眠を計測してみることにしました。使用したのはGoogleのスマート・トラッカー、Fitbit Inspire 3。これを装着して寝ると自分の睡眠データを計測してくれます。Apple Watch、Huawei、Xiaomiと色々試した中で、アプリの使い易さ、精度、データの細かさなどを比較した結果、Googleが一番良かったです。私の平均的な睡眠状態を計測したのがこちらの画像。

「覚醒状態」の起きている部分、これは何だ?覚えてないんだが…と、見た時は思いました。そもそも「睡眠データを計測してみよう」と思い立ったのは、新たに迎え入れた猫のムギと一緒に生活するようになってからです。と言うのもずっと寝不足を実感していたからなのです。ムギは子猫という事もあり、体力があり余っています。先程書いた「問題行動」は全てムギによる行動です。前に暮らしていたウーとチーは老猫だったこともあり、あまり起こされる事もありませんでしたし、そもそも私のベッドに入って来て一緒に寝ることもあまりありませんでした。一方でムギは体力がある上にとても甘えん坊で、寝る時は人間と一緒に寝たがります。あまりにムギの行動に左右されていたため「ちゃんと睡眠とれてるのか?」と不安に思ったのがトラッカーを試そうと思った経緯です。

結論として、「十分に睡眠がとれていない」事が判明しました。限られた居住空間で人と猫を隔離することもできず、そもそも甘えん坊のムギを隔離することも不可能なので、ある原始的な方法を試みました。その時の睡眠データがこちら。

見事な「覚醒状態」を見て!5分ですよ!実際、「あー良く寝たー!」という実感がありました。この夜もムギは私のベッドに来ています。朝、起きたらベッドにムギのお気に入りのオモチャが落ちていたので。データに出てないと言うことは来ても起きていないという証拠ですね。

猫に邪魔されずに安眠する秘密のアイテム

猫に邪魔されず安眠するために色々と試しましたが、最も効果があったアイテムの筆頭、それが耳栓、イヤープラグの着用です。

購入したのはLoop社のLoop Dreamという商品。神経質な私でも装着している事が気にならないほど快適で、全く痛くならず起きるまでしっかりと装着することが出来ています。これを付けていてもムギが鳴くとちゃんと分かります。が、非常に遠くで鳴いている感じ。やはり「音」で起こされていたんだな、と。これさえ装着しておけば、走り回る音、鳴き声は遮断出来ます。安眠出来るようになったほぼ大半がこのイヤープラグのお陰。

もう一つの府兵が、アイマスクです。我が家の寝室は完全に暗闇にすることが出来ず、陽の光が入って来るのでアイマスクをすると更に安眠できます。但し私の場合、起きるとほぼ100%の確率でズリ落ちているので最近はマスクをする機会が減りました。微妙に暑いですし。あ、冬場の寒い時期のアイマスクは暖かくてとても良いですよ。

私の使っているイヤープラグは純粋に「耳栓」ですが、「寝ホン」と呼ばれるワイヤレスイヤホンも販売されています。AnkerのSoundcore Sleep A30などはノイズキャンセリング付き。私は未経験ですが音楽も聴きたいという方はこちらをどうぞ。

猫との快適生活、時にはパッシブな方法で

猫に問題行動があると、とかく「猫にコレをさせない様にするにはどうすれば良いか?」と猫側を何とかしようと、アクティブ型な方法を試しがちですが、人間側の工夫で難を逃れるパッシブ型を試す方が効果的な事が多い気がします。何となく買った商品でしたが、もっと早く買っておけば良かった!と後悔したのでした。

猫に起こされて困っている方、良ければ試してみてくださいね。