ペット可物件、なぜ「犬猫1匹まで」なの?

賃貸サイトを見ていると、最近は「ペット可」も徐々に増えてきているように思います。老朽化に伴って、店子さんが付かずやむを得ずの処置という場合が多いように思えて仕方ありません。良く目にするのが

「犬猫1匹まで」

という条件。これ、私に言わせると意味不明です。2匹を許容するとどんなデメリットがあるのでしょうか?うるさい?汚す確率が2倍?
こういう条件を付加する大家さんは、実際にペットを飼われていないか、客付けする不動産屋さんの言いなりになっているのでは?と勘ぐってしまいます。

猫は1匹で飼うより、2匹以上で飼った方が猫にとって良いです。特に大都市圏の一人暮らし+猫の場合、日中は猫だけでお留守番になり、2匹いると飼い主が不在でも、遊んでストレス発散できるのです。そういう意味で複頭飼いしている方が多数いらっしゃいます。
Gatos Aptを内見されるほとんどの方が、複頭飼いをされています。その方々が口々におっしゃるのが、

「猫1匹までOKで、2匹以上大丈夫なところって、ほとんどないんですよね。」

という言葉。

賃貸大家さんとお話ししていると「古くなったからしょうがなくペット可にしようと思うけど、何匹でもOKにしちゃうと猫屋敷みたいに沢山飼う人が出てくるかもしれなから。」とおっしゃる方がいますが、本当の猫好きで、猫のことをちゃんと考えている人ならそういうことは絶対にしませんし、できません。Gatos Aptは「3匹までOK」という条件にしていますが、これには理由があります。単純に35平米の部屋に3匹以上と1人が住むには狭いから、です。

まず、犬と猫を一緒に考えるのを止めませんか?と言いたいのです。
生態からして、犬と猫は全くの別物です。「ペット可」で考えないでください。
それこそ「犬専用」「猫専用」にすべきとの観点から、Gatos Apartmentを建設しました。実際、引き合いがあることを考えれば、このアイデアは間違っていなかったと思っています。なので、全国の大家さんは安心して「専用物件」を作ってくれれば良いのに、と思うのです。

最近、当アパートの方が退去され、改めてイマドキの賃貸経営に必要なものはコレだと思いました。

1. ITリテラシー
2. 特徴
3. マーケティング

特に1番の「ネット社会にどうやって適応するのか?」が不得意な大家さんが多い気がします。自分の物件の魅力を伝えるのに、賃貸不動産屋さんだけに頼ってる時代は終わりました。ではどうするのか?Web社会を使えば良いんです。いまはちょっとのお金でドメインからサーバまで簡単に自己管理できます。「ホームページ作るの、お金かかるんでしょ。」いいえ、無料でもできますよ。

閑話休題、退去後のお部屋をクリーニングしたり、内見したり、色々な人が訪れますが大体、言われることは、

「ここ、ペット可ですよね?匂い、しないですね。」
「猫って、壁をガリガリやるでしょ?でもここはガリガリ痕ないですね。」

の2点です。住んで頂いていた方が、大事に使ってくれていたということも大きいですが、猫の生態を分かっている飼い主であれば、こういうトラブルはほぼ回避できます。まず匂いは「トイレをどこに設置するか?」に関わります。Gatos Aptは、この匂いを逃がすための工夫、設備を整えているので難なくクリアです。そこいら中に糞尿をするのでは?との思い込みは、まさに猫を飼ったことがない人の発想です。猫は大のきれい好きなので、汚れたトイレではしたがりません。トイレは「飼っている頭数+1」必要、と言われています。他の猫がしたところは匂いがするのでしたくないからです。逆に言うと、適切にトイレを設置し、こまめに掃除していれば、猫はトイレ以外のところで粗相することはなくなります。ま、例外は多数ありますが。(笑)

こういう爪とぎや…
こういう爪とぎも、あります。

そして壁のガリガリ、これはダンボールで出来た「爪とぎ」やそれに代わるもの=猫用ポールなどを用意してあげれば、猫は自然にそこでします。猫も「爪のひっかかり」やすいところでしたいので、基本的に引っかかりのない壁にはしないのです。それでも壁をひっかくのであれば、そこが「ひっかきやすい」からです。そしてそれを「だめだよ。」と躾をしない飼い主にも問題があります。ひっかきやすい壁は、壁紙のパターンやめくれて隙間ができているから、などが考えられます。

2匹以上の猫と暮らしている人は、猫の生態を熟知している可能性が非常に高いです。でなければ一緒に暮らせませんから。そうすると上2つの問題は自ずと解決してしまうのです。

これが「ペット可物件は『複頭飼いOK』にしなさい」という私の理論です。

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