「そんな事じゃ銭の華は咲きまへんで〜」と言われた気がした

Gatos Aptにとって、初めての退去から色々と学ぶことがありました。私がこれまでに入居してきた賃貸にも当然のことながら「大家さん」がいらっしゃいましたが、「交流」したことは皆無です。時折、見かける
時に挨拶を交わすぐらいで、あまりニコリともされず、どこか「話しかけてくれるな」オーラを出しているのを敏感に察知していました。これはどの賃貸でも同じです。Gatos Aptを建てる時、住人と大家はもちろん、住人同士の程よい交流のある場所にしたいと思ったのも、この経験があったからなのですが、初の退去体験で、世の大家さんが店子さんとあまり交流を持ちたがらない理由が分かった気がしました。

人情を排除したい。

のでしょう。人情が産まれると退去査定が甘くなったり、家賃滞納時などのトラブルがあった時、非情になれないから、なのですね。

退去査定は専門の業者さんに入ってもらいますが、私も同席して行いました。自分が体験した退去査定とはまるで違い「あー、これは洗浄で落ちそうな汚れですねー。クリーニングだけですね。」でほぼ終了と言う、アバウトな査定でした。(笑)自分の退去査定経験では「入居日数は5年なので、減価償却期間から換算してこのシミは張り替えの負担分が20%になります。」など事細かに査定され、敷金の半分以上は持って行かれてました。Gatos Aptの査定では、洗面器の欠け補正を除くと、ほぼクリーニング費用のみのご負担でした。
後日、査定業者さんと、この経験を話した所「はい、普通の賃貸はそうやりますよ。そういう風に大家さんから指示されますから。大体『きつめに取ってくれ』って言われることが多いですからね。」と言われました。

査定具合をさじ加減する業者

退去があると敷金返還、入居者募集、部屋の補修・クリーニングといった実費が掛かるのに加え、新しい方が入居するまで家賃収入がなくなります。この分を取り戻すのに、なるべく入居者さんに負担させて敷金の返金額を少なくしたい、というのが大家側の心情です。ショックだったのは、公正を期すために依頼した業者さんから上の言葉が出た事。私は「公正にお願いします。」と依頼したのでアッサリ査定になりましたが、お願いされればその度合いを変化させるということじゃないですか。これのどこが公正なんだ?と。

入居までのリザーブ金

消費者側からの部屋決めまでのフローはこういう感じです。

私がこれまで入居して来た賃貸は全てこのパターンでした。入居の申込をした日から実際の引越しを行う日=実際の入居日までは、大抵時間が開きますよね。準備期間としては1ヶ月位が一般的ではないでしょうか。この1ヶ月分余計な費用を入居者さんに強いているのが現在の一般的な賃貸経営法だと思うのです。こういう細かいけど重要なこと、仲介業者さんんて言ってくれないんですよね。なので後から「しょうがない…」と泣き寝入りするケースが多いと推測します。自分がそうでしたから。

Gatos Aptではなるべく入居者さんの負担をなるべく減らしたいので、このリザーブ金に相当する費用は1ヶ月を目安に頂いていません。

不透明な部分を無くさないと未来はない

とかく賃貸業は消費者にとって不透明な部分が多い、というのが私の感想です。こういう「コスい」部分を無くして、入居者さんに安心して住んでもらえる環境を作る方が先な気がしています。

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